ホーム花のチカラ、緑のチカラアンケート調査 (高齢者施設ご利用者の声)

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花のチカラ、緑のチカラ

アンケート調査 (高齢者施設ご利用者の声)

【調査の目的】
日頃当たり前のように目にしている花や緑には、実は私たちが生きていく上で必要とされるとても大きなチカラ(効用)があることが分かってきました。緊張の緩和、ストレスの軽減、社会性の向上、コミュニティの育成・・・
この植物たちのチカラを活用すれば、私たちの生活や地域社会、職場環境の質を高めていくことは決して難しいことではないでしょう。 リビングに花を飾ることも、オフィスのデスクにミニグリーンを置くことも比較的簡単にできることです。

では、有料老人ホームなどで暮らる高齢者の方々はどうなのか・・・
超高齢化社会にあって、そこを考えないわけにはいかないと思います。
花や緑に接する機会はどの程度あるのだろうか?
花や緑に対し、どのような期待や欲求があるのだろうか?

私たちに出来ること、すべきことは何なのか・・・
その答えを導くためにも現場の実態をきちんとつかんでおきたいと考え、関係機関にご協力いただき、全国128カ所の有料老人ホーム等を利用されている1500人以上のご高齢者の皆様、ならびにホーム長等の事業者の皆様にアンケートにご協力いただきました。



【アンケート調査結のまとめと考察】
・男性の72%、女性の92%は花が好き(「どんな花でも好き」「花によっては好き」の合計)。
・入居者の89%が館内に生花があった方が良い(「必要だと思う」「あった方が良い」の合計)と感じている。
・男女合わせて28%が館内で開かれるフラワーアレンジメントや生け花の教室に参加している(定期・不定期計)
・要介護度合いが重い方ほど自発的に動的な活動(作業する、外に出る)に対する意欲が低下することが、生花、観葉植物、庭 (ガーデン)の各項目を通じて確認できた。
・フリーコメンを通じ、身体の不調(目が見えない、手が動かない、歩けない、車いす等)により、活動に対する意欲が低下していることがうかがえる。
・しかしながら、花が好き、園芸活動を行いたい等の興味や欲求そのものが低下するわけではない。
・男女合わせて74%が館内の観葉植物に関心を持っている(「大いにある」「どちらかといえばある」の合計)
・園芸活動をやってみたい、という気持ちは要介護度が高いほど強まる傾向がある。
・フリーコメントを通じ自分が高齢であることで、「できない」「無理」と思い込んでいる傾向もうかがえる。 ・園芸教室の普及率は高くないが、要介護度合いの高い方ほど参加を望む声が強い。
・教室の運営は、外出機会が少ない方々にとって館内で自然や植物と手軽に触れあう数少ない機会であり、その支援体制が確保 されていることが背景にあると思われる。
・庭の活用については、利用者と運営者の認識のギャップがうかがえる。たとえば「観賞に活用している」という質問において、運 営者は60%が選択したが、利用者(高齢者)は30%にとどまっている。
・庭を入居者の園芸療法や園芸活動に活用している事業所は約20%であった。
・庭は館内にあって手軽に外気に触れることができる空間であるが、有効活用するためには「メンテナンスの体制」「活用のノウ ハウ(人材)」「利用者が外に出る動機づくり(植栽、教室、職員による誘導 等)」の施策が必要と思われる。

詳細は事業報告書のP7~P47をご参照ください。
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