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花のチカラ、緑のチカラ

臨床実証

臨床実証1 脳機能のリハビリテーション
茨城県内の特別養護老人ホームにて、認知症高齢者を対象に農研機構と茨城県が特許を保有する簡易フラワーアレンジメント技術(特許第5201552)を利用した脳機能のリハビリテーションを2回実施し以下のような結果を得ました。

・加齢に伴う視力の低下や上肢の可動域が狭くなることがフラワーアレンジメントの作成を妨げていた。

・自発的な動作が少なく介助者が花材の挿し場所を教えなければ作業ができないケースが散見された。

・1対1で手順を示すことで形の整ったアレンジメントを作成することが可能であったが介助者の教示がないと正確に花材を挿すことができなかった(80歳代軽度認知症者)

・2度目の実施において、介助者の教示がなくともマニュアルを参考にするだけで形の整ったラウンド型のアレンジメントを作成することができた。

・教材の課題として花を挿す位置を示す印が見えにくいという意見があった。

・花材の課題として、花輪の大きさ、茎の固さなどを検討する必要がある。

今後、高齢者で、なおかつ認知症やうつ症状がある対象者にとって実施しやすい花材の選定の他、資材やプログラムの改良を行い、認知症高齢者を対象とする脳機能のリハビリテーションとして適合性を高めその効果を検証してまいります。

詳細は事業報告書のP67~P68をご参照ください。
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臨床実証2 レクリエーション活動として
脳機能のリハビリテーションを目的として開発された簡易フラワーアレンジメント技術を用いたフラワーアレンジメントキットをベースに認知症高齢者のレクリエーション活動向けに花材、資材の工夫改善を行い、教材としての使い勝手や心理的効果の検証について、茨城県内の特別養護老人ホームとケアハウスにおいて述べ36名に対し2回にわけて臨床実証いたしました。

・ハサミを使い参加者が自分で花をカットするグループと、予めカットされた花を使いハサミは使わないグループに分かれて実施し各々の心理的効果を比較した。

・実施前と実施後にその時の気分を表すフェイスシートによる評価を行った。

・フェイスシートは本人評価(主観評価)と介助者の評価(客観評価)の両方で評価を行い点数化した。

・フェイスシートの他に、修了後のアンケート調査を行った。

・ハサミを使ったグループと使わないグループでは大きな差異は見られなかった。

・フェイスシートによる主観評価、客観評価ともにフラワーアレンジメント活動の実施後では、実施前に較べ気分評価の特典がほぼ50%上昇した。

・アンケート調査では、「またやってみたい」と回答した参加者は88%、「他の人にも勧めたい」と回答8した参加者が87%となった。

フラワーアレンジメントプログラムは、参加者の容態に応じ適切に介入することで大きな満足感や達成感をもたらすことができるプログラムです。

花により五感を賦活させる機会として、コミュニケーションのとり方、教示の方法、用具の使用法、花材の選択の仕方など、認知症高齢者にとってのより適合性の高い手法を構築してまいります。

詳細は事業報告書のP69~P75をご参照ください。
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